8月3日記者会見抜粋会見抜粋
8月4日(水)にアルバルク東京記者会見を行いました。登壇者5名(B.LEAGUE 大河チェアマン、アルバルク東京 林社長、伊藤HC、#15竹内選手、#1エディ選手)の会見内容を抜粋しました。
【林代表取締役社長】
~新運営法人について~
B.LEAGUEに参入させていただく上で、バスケットボール興行を主とする運営会社として6月1日にトヨタアルバルク東京株式会社を設立し事業を開始いたしました。
~アルバルク東京の活動理念について~
アルバルク東京の活動理念は4点あり、1点目はホームタウンの渋谷区、練習会場のある府中市を中心に東京都で地域社会と一体になったクラブ作りを行い、バスケットボールをはじめとするスポーツの普及及び振興に努めてまいります。2点目は創部68年の歴史と実績のあるチームであり、これからもB.LEAGUE、ひいてはバスケットボール界を牽引できるような強く、相手チームの目標となれるようなチームを常に作って参ります。
3点目は、チーム名称であるアルバルクの語源に由来しますが、アラビア語で“アル=THE””電撃=バーク”のごとく素早く攻撃し、(前触れなしに)衝撃を与えるようなスタイルを、チームはもちろん、演出やプロモーションでも実践して参ります。誰も想像できない新しいバスケットボール興行の歴史を作っていきたいです。
4点目は、チームの強化の面でも東京オリンピックに向けて、日本代表は世界を目指していかなければなりませんが、チームとしてもアジアや世界を見据えて戦っていかなければなりません。さらに、エンターテインメントとしても独自の新しい文化を作っていくことで、今のインターネットが主流の世の中で東京のクラブとして、世界に向けてスポーツを通して発信していきます。
~編成について~
9名の契約した日本人選手と近日中に発表できればと思っている外国人選手を3名入れた12名でスタートする予定です。外国人選手については、契約交渉中のため詳細はお伝えできませんが、1人は元NBA選手で近日中に契約交渉予定です。
~今シーズンの抱負、今後のヴィジョンについて~
今シーズンのB.LEAGUE元年の目標は、当然B.LEAGUE初代チャンピオンです。
チームが強くあることが原動力になります。チームが強くなり、スペクタクルなバスケットボールを披露することで、代々木第二体育館が盛り上がり、その熱気が区内に伝播して街に活気を与える存在になりたいです。それは、先ほどお話した地域に根差した活動による認知・集客にも当然影響しますし、地域の方が常にアルバルクの話題で盛り上がってもらえるような装飾やメディア露出も含め進めていかないといけないと思っております。さらに、渋谷区をホームタウンとさせていただいておりますので、首都圏のチームとして、10代、20代の若い世代に対してもアプローチしていき、地方のスポーツクラブのモデルとは違う、首都圏クラブの成功例を作っていきたいと思います。
【伊藤HC】
~今シーズンの方針と抱負~
今シーズンは、レギュラーシーズンを勝てるグッドなチームではなく、アルバルク東京はグレートなチームを目指し常に優勝を狙っていきます。その中で、グレートなチームになるための1歩として#15竹内選手、#1セオン選手、そして3名の新外国人選手を獲得することになりました。
~#15竹内選手、#1エディ選手獲得の理由と期待すること~
#15竹内選手に期待することは、我々が持っているシステムにおいてオフェンス・ディフェンスの両面で最大限の活躍を期待しています。
#1エディ選手に関しましては、スポンジのように全てを吸収してもらいたいと思います。運動能力も高く努力を惜しまずハードなプレーを期待しています。
~開幕戦に向けて~
開幕戦だからといって変に気負わず、リラックスした状態で戦おうと昨シーズンは言っていたのですが、新しいリーグが開幕されるということもあり日本のバスケットボールが今までにないくらい注目される試合という認識しており、そのことに関しましては使命感を感じております。HCとしましては最高の状態に持っていき皆さまに最高のパフォーマンスをお見せできたらと思っております。琉球さんも開幕戦に向けて強いチームを仕上げてくると思いますので、お互いが最高の状態で試合ができるように、B.LEAGUEを代表してB.LEAGUEに火をつけられるような熱い試合にしたいと思います。
【#15竹内選手】
~アルバルク東京に移籍した理由~
アルバルク東京からお話をいただき、B.LEAGUE参入にあたり絶対にクラブとして成功するという強い熱意を非常に強く感じました。自分自身の中でいろいろな葛藤がありましたが、自分の気持ちの中でアルバルク東京でプレーしたいと思い、今回の決断に至りました。
~開幕戦に向けて~
アルバルク東京と琉球はB.LEAGUEを代表する2チームとして、すごく重要な使命を受けたと思っております。また、その中の選手として多くの方にバスケットの楽しさを知ってもらいたいという思いで、一生懸命プレーしたいと思います。
【#1エディ選手】
~アルバルク東京に入団した理由~
アルバルク東京に入団した理由は2つあります。1つめは選手として成長できると思ったからです。2つめはトップチームでプレーしたいと考えたからです。
~アルバルク東京のイメージ~
去年何試合かアルバルク東京の試合を観戦しましたが、優れたチームワークと個々に強みがある素晴らしいチームというイメージを持っています。
~今シーズンの抱負とファンの皆さんへのメッセージ~
より早くチームプレーを学び、チームの勝利に貢献できるように頑張ります。
とくかくトレーニングをしっかりして行きたいと思います。
【B.LEAGUE大河チェアマン】
~アルバルク東京のイメージ~
昨シーズンNBLレギュラーシーズンの最高勝率を記録するなど、まさに大活躍のクラブだったわけですけれども、アルバルク東京の戦い方そのものは非常にアグレッシブなディフェンスを展開するイメージです。
~アルバルク東京に期待すること~
アルバルク東京に対してはB.LEAGUEを作る際に世界に通用するクラブ、そして選手を輩出して欲しいと申しました。その意味でもアグレッシブなディフェンスに期待しています。また、今回ホームタウンを東京に、しかも23区に持つ都市型のクラブとして非常に期待しております。
~開幕戦に期待すること~
アルバルク東京と琉球の2チームには全力でぶつかり合って、後々語り継がれるようないい試合を見せて欲しいと思っています。