MENU

アルバルク東京

ALVARK TOKYO

MENU
HOME > ニュース > 応援を題材とした道徳教材制作と北砂小での特別授業実施のお知らせ

応援を題材とした道徳教材制作と北砂小での特別授業実施のお知らせ

いつもアルバルク東京への応援ありがとうございます。

この度アルバルク東京は、いじめや人権について考える無料の教材を作成している「Changers」(株式会社スタンドバイ)と共同で、オリジナル教材を制作しました。

アルバルク東京は、バスケットボール教室やチアダンス教室、SDGs授業等の学校訪問をはじめ、小学校6年生向けに算数ドリルを制作・無償配布するなど、社会的責任活動プロジェクト「ALVARK Will」の一環として、様々な取り組みを行ってまいりました。

文部科学省の調査によると、令和五年度のいじめの重大事態の発生件数は1,306 件と過去最多になっています。社会全体でいじめ防止対策が推進されているとはいえ、まだまだ苦しむ子どもの数は後を絶ちません。こういった課題を少しでも解決すべく、アルバルク東京は「Changers」と共同で、オリジナルの教材を制作しました。
本教材はChangersのWEBサイトより無料でダウンロードできるため、教育現場等で広く活用いただけます。

本教材を通じて、さまざまな大人と子どもが関わり、話し合う機会が生まれることで、学校と社会との風通しがよくなること、そして、固定化された集団や教室でつくられる理不尽な「当たり前」に、子どもたち自身が気づき、いじめや差別が起こる環境を変えていくことを願っています。


また過日、本教材のリリースに合わせ、江東区立北砂小学校6年生を対象に「応援」をテーマとしたオリジナル教材を使用した道徳授業と、アルバルクチアリーダーによる応援・チアダンス授業を実施しました。



本教材のリリースに合わせ「応援」をテーマに道徳授業を実施

江東区立北砂小学校6年生を対象に「応援」をテーマとしたオリジナル教材を使用した道徳授業と、アルバルクチアリーダーによる応援・チアダンス授業を実施。
「応援」が過剰にヒートアップしてしまう場面を題材に、「応援」とはどういう行為なのか。「集団のノリや雰囲気」の影響などについて、児童の皆さんと考えました。

前半と後半で観客の「応援」の言葉にどんな変化が起こっていただろうか、という先生の問いかけには、「熱くなりすぎて、応援する人も勝ちたいという気持ちがエスカレートして言われている人はもちろん、聞いている側も嫌な気持ちになる言葉があった」「自チームに不利な判定に対して、(自分の)チームを負けさせたいんじゃないか、というようなネガティブな思い込みになって攻撃的になっている声もあった」など、様々な意見が出ました。
その上で、こうした問題が起こらないようにするにはどう行動すべきか?という問いかけには、「相手がいてこそ試合ができるので、相手にも敬意を払うことを忘れない」と、スポーツ観戦をする上で最も大切だと言っても過言ではない「リスペクトの気持ち」に対する意見もみられ、児童の皆さんにとっても「応援」を深掘りする機会となりました。

 

また、応援・チアダンス授業では、アルバルクチアリーダーのMOMOKA、RUNAによるダンス授業を通して応援する立場、される立場を体験していただきました。
アルバルクチアリーダーが応援する際に心がけていること、スポーツにおける敵・味方双方を尊重する気持ちの大切さを共有し、「応援」について児童の皆さんとより深く考えました。

 

江東区立北砂小学校の皆さん、ありがとうございました!
アルバルク東京は、今後も地域のみなさまとともに、様々な取り組みを行ってまいります。



MOMOKA、RUNAコメント

MOMOKA
私たちが普段している「応援」を、より身近なものとして感じ取ってくれたらと思い臨みました。
応援のあり方について、子どもたちが活発に意見を出し合ってくれていて、嬉しかったです。
そしてたとえ難しい問題でも、応援やダンスで身近に感じてもらいながら、地域の皆さんと繋がるきっかけになれていることを嬉しく思います。


RUNA
みんなが「こういうふうに応援したらいいかな」とそれぞれ色んなことを考えてくれていたのが印象的でした。
アルバルクチアリーダー活動を通して、誰かを応援する楽しさを多くの皆さんに感じていただけたら嬉しいです。




「Changers(チェンジャーズ)」とは

授業づくりの専門家、各界のクリエイターが共同し、学校や家庭、地域で活用できる無料教材を開発、公開するプロジェクトです。
WEBサイトより、マンガ教材や指導案等を無料でダウンロードできます。

 

Changers WEBサイト



オリジナル教材概要

教材で取り上げられているのは、「応援」が過剰にヒートアップしてしまう場面です。望ましい応援のあり方や、集団のノリや雰囲気の問題について考えていきます。
本教材では、子どもたちにとって身近な「スポーツの応援」の場面を通じて以下のような内容をいっしょに考えていきます。
・そもそも応援とはどういう行為なのか
・集団のノリや雰囲気がよくないレベルまでヒートアップとしてしまうことはあるか
・敵・味方が区別された際に互いを尊重し合うにはどうすればよいか



クラスメイトから「ムキムキ」「でかい」などと容姿をからかわれる女の子・チカを主人公とした教材です。一度は勇気を出して親に「相談しよう」としてみたものの、タイミングを逃していくなかで「やっぱり大丈夫」と思い直してしまう様子が描かれます。
相談することが大事だとわかっていたとしても、「そう簡単に相談できない」「親や信頼できる人に、心配をかけたくない」という思いをもつ場合もあります。
本教材では、悩みや不安を抱えたときに誰かに相談することの重要性を学ぶことを目的としています。



 

今回の取り組みは、アルバルク東京の社会的責任プロジェクト「ALVARK Will」の活動として取り組み、SDGs の17の目標のうち「3 すべての人に健康と福祉を」「4 質の高い教育をみんなに」「17 パートナーシップで目標を達成しよう」に貢献します。




「ALVARK Will」について

AVARK Willは「東京で、共に生きる人たちと幸せに暮らしていける環境を作っていきたい」という思いのもと取り組んでいる社会的責任プロジェクトです。
2021年の発足から3年間の活動を振り返り、今後は、かかわりが深くまたアルバルク東京の強みを生かせる「環境」「健康」「成長」の3つの分野を重点的に取り組むこととしました。
より多くの人々に愛され、社会にとって必要とされるクラブであるためにも、これまで以上に力を入れて社会的責任活動に取り組んでいきます。
https://www.alvark-tokyo.jp/alvarkwill

 

SDGs サポーター

ALVARK Willは、活動の理念にご賛同いただきましたSDGsサポーターの皆様にご支援をいただいております。