5/13(月) 日本生命 B.LEAGUE クォーターファイナル 2023-24 GAME3 琉球ゴールデンキングス戦 レポート
いつもアルバルク東京への応援ありがとうございます。
5月13日(月)に開催された日本生命 B.LEAGUE クォーターファイナル 2023-24 GAME3 琉球ゴールデンキングス戦は、激戦の中で幾度となく劣勢に立たされる中でもホームの皆さんの後押しを受けて何度もビハインドを追いつき、戦い抜きましたが、最後はわずかに1点及ばず試合終了となりました。本日もたくさんのご来場、そして最後の最後までともに戦ってくださった皆さま、ありがとうございました。
この試合をもって、アルバルク東京 2023-24シーズンの戦いが終了となりました。今シーズンもアルバルク東京を支えてくださった全ての皆さま、本当にありがとうございました。
日本生命 B.LEAGUE クォーターファイナル 2023-24 GAME3 vs 琉球ゴールデンキングス
2024年5月13日(月) 19:05 TIPOFF 会場:有明コロシアム
FINALスコア
アルバルク東京 57-58 琉球ゴールデンキングス
(第1Q:9-12、第2Q:20-20、第3Q:16-16、第4Q:12-10)
スターターは、#3 テーブス、#75 小酒部、#23 メインデル、#22 ロシター、#77 グダイティス。1Q、#75 小酒部の積極的なアタックで先攻。オフェンスリバウンドにも食らいつき#77 グダイティスのバスケットカウントなどで流れを掴みかけるが、相手も激しいディフェンスをみせターンオーバーも重なり3点ビハインドで2Qへ。2Q、両者譲らない激しい展開は続く。波に乗り切れない中でも、#9 安藤が果敢なドライブでAND1を獲得すれば相手も連続3ポイントを決め切り、最大9点差のビハインドを負う。オフィシャルタイムアウト前に#22 ロシターがAND1で流れを断ち切り、持ち直すが、再び相手の激しいディフェンスの前にターンオーバーが続いてしまい、流れを掴めない。#23 メインデルの3ポイント、#77 グダイティスの力強いインサイドやFTなどで追いすがり、何とか3点ビハインドに持ち堪えて前半を折り返す。3Q、開始早々8-0のランで逆転するが、相手もやり返して同点となり一進一退の攻防が続く。果敢にボールにダイブして流れを引き寄せたいが、一時は流れが相手に傾きかける。執念のディフェンスで踏ん張り最終Qへ。4Q、#11 サイズが先制点をあげるが、相手もすぐに決め返し、2点差・4点差を往来、意地がぶつかり合う攻防が続く。OTO明けについに6点のリードを許すが、スティールから#22 ロシターが走り、FTを決めて再び4点差、#75 小酒部が激しいディフェンスでターンオーバーを誘うと、#22 ロシターが決めて2点差まで詰め寄る。しかし、残り2分半、相手も勝負強くショットを沈め再び4点差を追いかける厳しい展開に。1ポゼッションを凌ぎ、残り1分4秒、#75 小酒部がファウルを受けながらも執念で3ポイントを沈める劇的な4点プレーで同点に追いつく。その後相手にフリースロー1本を沈められてしまう。最後のショットがリングに吸い込まれることはなく、僅かに1点及ばず終了のブザーが鳴った。
GAMEハイライト
見逃し配信 BOXスコア
スタッツリーダーズ
得点
#22 ライアン・ロシター 20pts
#77 アルトゥーラス・グダイティス 13pts
#75 小酒部泰暉 7pts
リバウンド
#77 アルトゥーラス・グダイティス 9reb
#22 ライアン・ロシター 8reb
#23 レオナルド・メインデル 5reb
アシスト
#3 テーブス海 4ast
#77 アルトゥーラス・グダイティス 3ast
#75 小酒部泰暉 2ast
試合後コメント
デイニアス・アドマイティスHC
残念な結果となり非常に悔しいです。選手たちはよく戦ったと感じています。この第3戦もクロスゲームとなりましたが、選手は今までしてきたすべての努力を出し切ったと思います。試合の中ではリバウンドを取られ、ターンオーバーを繰り返す場面が、かなり多くありました。残酷なものですが、勝負ですのでどちらかは勝ち、どちらかは負けてしまいます。ですが、チーム・選手・コート上に立っていた5人全員が最後まであきらめずプレーしたことを、私は誇りに思っています。
試合前にチームに話したことは、試合が終わったあとに全てを出し切ったという気持ちにならなければいけないということです。勝敗にかかわらず、ベストを出し切って後悔をしないことを伝えました。試合結果としては負けてしまって、もちろん気持ち的にも悔しいですし、中には涙を流す選手・スタッフもいました。一番大事なことは全てを出し切ったこと、クラブのために、ファンの皆さんのためにコート上で全てを出し切ったことです。最後のロッカールームで伝えたことはこの今の瞬間の気持ちを忘れないということです。最後まであきらめない姿勢・気持ち、もちろんその中で良いときもあれば悪いときもあります。今日の試合は負けてしまいましたが、今後のバスケット人生、それとバスケット人生を終えたあとの人生そのものの教訓にして、選手としても人間的にも成長していってほしいと伝えました。
最後にファンの皆さん、チームをサポートしてくださった全ての皆さんに感謝を伝えたいです。ありがとうございました。
#3 テーブス海選手
自分たちが目指していたところにはたどり着かなかったですが、まだ結成して1年目のこのチームで去年の王者と3試合目まで競ることができたので、この悔しさを次に繋げたいと本当に思っています。このチームでスタートを担わせてもらい、大きな責任・役割を経験し、もちろん出来なかった時も出来た時もどちらもあったが、この1年間の経験は自分の中ではとても大きなものなので、絶対来シーズンはもっと良くなると思っています。アルバルクは本当にどのクラブよりも、優勝へのこだわりが強く、ファンの方々も選手と同じように「優勝」に向けて応援してくれていると思います。そんなクラブでメインPGをやらしてくれた環境、コーチに感謝しかありません。メインPGを託してくれた感謝の気持ちはずっと持っています。だからこそ今シーズン、全力でやりたい・全試合出たいと思いましたし、楽しくチャレンジもできて、本当にファンの方々・コーチ・スタッフ、全ての方に感謝しています。残念ながら優勝できず、責任を感じていますが、必ずステップアップして優勝できるように頑張ります。これからも応援よろしくお願いします。
#10 ザック・バランスキー選手
バスケットボールのおもしろさが詰まった3試合だったとすごく素直に思いますし、負けてめちゃくちゃ悔しいし、どっちに転がってもおかしくない3試合だったからこそ、自分たちにも勝てるチャンスはあった。勝ち切れる自信はあった。負けたんですけど、このチームで1年間やれて良かったなと思いますし、みんなでやった1年は選手もそうですけど、チームスタッフはもちろん練習以外の部分で支えてくれたスタッフの方々や会場(の設営の人)とかフロントとかいろんな人たちの支えがあって楽しく素敵に過ごせた1シーズンだったかなと思います。「終わっちゃったのか」という正直な気持ちが一番最初に来ましたし、まだまだこのメンバーでやりたい、やれたなっていう気持ちも悔しさもありました。最後まで支えてくれたファンの人たちも今日もたくさん来てくれて、いろんなところで支えられて、そういうところは幸せだなという今シーズンは幸せなところの方が多かったなという思いが最後はありました。(ファンの皆さんへ)本当に1年間、良いときも悪いときもいつも支えてくれて素直に感謝していますし、会場で見るファンの方々の顔が僕らよりもめちゃくちゃ喜んでたり悔しがってたりするのを見て、本当に一緒に戦ってくれてるなといつも感じていました。皆さんの支えがなければここまで来れなかったし、CSは残念な結果に終わったんですけど、レギュラーシーズンで歴代最高勝率を達成したのは支えてくれたファンの皆さんのおかげだと思っています。本当に1年間ありがとうございました。
#22 ライアン・ロシター選手
本当にタフな試合でしたが、オフェンス、ディフェンスともに入りが良くなく、ターンオーバーが目立ちミスがありました。ただし、そのような良くない状況でも3点ビハインドで前半を折り返しました。後半はもっとハードにプレーして一時は自分たちのペースになるかなと思いましたが、琉球さんは粘り強い昨年のチャンピオンチーム、勝ち切ることができず本当に悔しかったです。誰がとか、どのシュートではないですが、自分が最後のショットを決めていれば結果が変わっていたかもしれません。そこを打ち切りましたが、落ちてしまった。そのシュートは自信もあったし、毎日毎日練習して決めているショットでした。そのシュートが落ちて、ブザーが鳴って。悔やまれますし、この気持ちを整理するには少し時間がかかります。この1年間もファンの皆さんは僕らにとって素晴らしい存在でした。代々木第一を満員にしてくれて、ファンの動員記録を次々と更新し、そしてこの有明にも来てくれました。シーズンを通してここで試合をしていなかったのに、ファンの皆さんがみえた瞬間、すぐにホームだと感じられました。素晴らしい私たちのホームコートでした。勝利を手にすることができず申し訳なかったです。僕らを応援してくれて、勝利を手にするためのエナジーを与えてくれた皆さんに本当に感謝しています。今シーズンもありがとうございました。
#75 小酒部泰暉選手
負けたことが悔しいです。2勝されてしまったことが非常に悔しいです。ただ、いい時も悪い時もチーム全員が一丸となって戦うことができたので、それはチームにとっていい結果だったと思っています。負けたくないって気持ちは自分自身もあるし、チーム全員が持って戦いました。負けてしまいましたが、素直にこのメンバーで出来てよかったと思っています。(ホームでのCS開催について)今日も平日のゲームにも関わらず、ファンの皆さんに有明まで足を運んでいただいて、ホームを強く感じました。フリースローの時の歓声もすごく、自分自身の耳にも届いていました。嬉しかったです。すごく自分たちの力になりました。そして運営の皆さんも自分たちが見えていないところで支えてくれているということを改めて強く感じました。最高の雰囲気を作ってくれた、すべての皆さんに本当に感謝しています。ありがとうございました。