【WE STORIES】vol.4 ダスキン「相互コミュニケーションでさらなる連帯感を」
オフィシャルパートナーのみなさまに、アルバルク東京のパートナーとしての活動やその狙い、込められた想いなどをお伺いし、インタビュー形式でご紹介する「WE STORIES」。第4回はダスキンさまです。今回は訪販グループ営業本部の麓道男さまにお話をうかがいました。
ダスキンさまはマットやモップなどの衛生・清掃用品のレンタル・販売や、家事代行サービス等の提供、フードグループではミスタードーナツ等の飲食店を展開するなど幅広い事業を行っています。
アルバルク東京には2017-18シーズンからスポンサードしていただいており、会場入口にコラボマットを設置してくださっています。
また、2022-23シーズンからはアルバルク東京のロゴやマスコットキャラクターをデザインしたコラボマットを一般のお客様向けにレンタルを開始しています。
ー最初にダスキンさんの事業について簡単に教えてください。
麓:メイン事業はマットやモップといった衛生・清掃用品のレンタルを行うクリーンサービス事業です。
コロナ禍では衛生関係の商品需要が増えました。
なのでウイルス対策商品など衛生関連のラインアップが増えています。
飲食事業を行うフードグループでは、ミスタードーナツなどを展開しています。
社会貢献活動では、地域のゴミ拾い活動の実施や、学校支援教育活動では小学校の児童向けの出前授業「キレイのタネまき教室」にて掃除の意義や大切さ、掃除用具の正しい使い方を教えています。
食育に取り組んでいる他の企業様が食についての授業を行い、私達が掃除の時間に掃除に関する講義や実演指導を行い、地元スポーツチームがお昼休みに一緒に運動をするといったことを共同で開催しています。
ー出前授業「キレイのタネまき教室」はダスキンさんならではだと思います。掃除当番でやる機会はあっても、そのやり方を教えてもらうことは実はない気がします。
麓:今の子どもたちは掃除の仕方が分からず、そのせいで掃除に関心がない、あまり好きではないと答える子が多くいます。
でも、知識を得ることで、興味が沸き掃除が好きになるかもしれません。だから我々が持っている知識を伝えて、子どもたちの生活力をはじめとしたさまざまな力を伸ばしていきたいと考えています。
ーアルバルク東京にはBリーグ2シーズン目と比較的早い段階からスポンサーをしていただいていますが、その経緯を教えてください。
麓:アルバルク東京さんの林社長と以前からご縁があり、お声がけいただきました。私どもとしてもプロバスケットボールの新規性、将来性、そして地域密着の理念に共感し、ご一緒させていただくことにしました。
これまでにも様々な競技・チームのスポンサーをしてきましたが、どういった理念を持っているかを特に重要視しています。そこに共感できることが大前提としてあります。
ースポンサー年数を重ねて見えてきたことや変化はありますか?
麓:まずアルバルク東京さんのファン層には女性やお子さま連れが多く、主婦の掃除が楽になるような清掃用具をご提供してきた私どものお客様層と合致していると感じています。
試合会場に行ったり、マットを敷かせていただく度にこんなにバスケットボールは盛り上がっていたのかと実感します。
今シーズンは弊社を担当していただいている酒向さんより、弊社社員とその家族を試合にご招待いただきました。
初めてバスケットボール観戦する人も多かったのですが、皆が口を揃えて想像以上の盛り上がりだったと言っていました。なので年々熱は高まっているのではないでしょうか。
酒向:その際に来ていただいた方から手書きのアンケートをもらい、とても嬉しかったです。直接行った方から残る形でリアクションをもらえる機会はなかなかないので。
麓:任意で構わないのでと、アンケートへの回答を呼びかけたところ、思った以上に喜びの声が集まって、子どもたちは絵を描いて提出してくれたり、いろいろな感想が集まりました。
私の感想としては飽きさせない演出が多いと感じました。合間の時間もファンを楽しませる工夫があります。
試合前にもMCが話したり、音楽をかけたり飽きさせない演出がされていますね。
コートの脇には子どもたちが遊べるような場所が設置されていて、親子で楽しめるようになっているのもいいと思いました。
あとはファンとチームが一つになる連帯感でしょうね。アルバルク東京さんの「WE」というコンセプト。
私どもも加盟店と本部の間柄も同じで連帯感がないといい仕事はできません。
ダスキンも同じような形で盛り上がっていければいいな、と試合会場に行って思いましたね。
ー昨季からは東京エリア限定でコラボマットのレンタルが始まりました。その経緯を教えてください。
麓:もともとアリーナ立川立飛の出入口にアルバルク東京仕様のマットを敷かせていただいていたのですが、それを一般のお客様向けのサイズにしてレンタルを開始しました。
試合会場でもマットの販促ブースを出させていただいたのですが、ファンの方が「使いたい」と言ってくれて。私どもは掃除の負担を軽減させることで皆さんの生活を豊かにしたいという思いを持っていますが、アルバルク東京さんを通じてファンの方に届けられたら嬉しいですね。
昨季は5試合でブースを出させていただいて、コラボマットのご案内チラシを2,000枚以上配りました。コラボマットの取り組みは2022-23シーズンからですし、レンタル商品なのですぐ契約というわけにもいかないかもしれませんが、まずは興味を持っていただき、これから多くの方に使ってもらいたいですね。
もちろんその場でお申し込みしていただける方もいて、反響は大きかったと思っています。
一番印象的だったのは今までマットを取り扱ってきて、初めてお子さんが喜んだのを見たことです。マットを入口に敷いていた時にご家族がいらっしゃって大きく描かれたルークを見て、声を出して喜んでいました。
酒向:採寸して代々木用のオリジナルサイズをつくっていただきましたが、長さ約3メートルもあるのでインパクトはあると思います。
麓:マットは赤と黒を基調とした2パターンを用意しました。
酒向:シーズン数試合は「WE RED DAY」と謳って会場を赤く染めるという施策を行っているので、その時は赤バージョンを持ってきてもらいました。
ー今後はどのような取り組みを行っていきたいと考えていますか?
麓:基本的に今シーズンはいろいろ試しにやってみるという位置づけでした。
来シーズンからはより弊社のサービスとアルバルク東京さんのファンを繋げる施策を行っていきたいと考えています。
ファンの方に私たちの商品をご提案するだけではなく、弊社の従業員やその家族、そして弊社のお客様がアルバルク東京さんに興味を持ってもらえるような取り組みもできると思っています。
お互いのメリットを活かした施策を考え実行し、数字面も見ながら今後の目標を立てていきます。
私どもは地域貢献という観点で「クリーンアップマイタウン」という地域のゴミ拾い活動を行っており、いろいろな企業さまともコラボレーションを行っています。
スポーツチームとのコラボレーションでは、試合前にチームやファンの皆さまと一緒に会場付近の清掃活動を行うこともあります。ぜひアルバルク東京さんともそういうことを一緒にできるといいですね。
ーアルバルク東京は社会的責任活動「ALVARK Will」の中で、共感してくださる企業との取り組みも進めています。そういったところとも一緒に活動を行えると親和性が高そうです。
麓:そうですね。私どもがレンタル商品を取り扱う理由の一つにも「ものを大切に、繰り返し使う、みんなで使う、減らす、捨てない」という発想で事業活動を展開しています。アルバルク東京さんとも一緒にできることがあればどんどん取り組んでいきたいと思います。
レンタル商品の他にも、ミスタードーナツの一部店舗では、残ったドーナツの再資源化、調理オイルのリサイクル活用などの食品ロス削減や、店内でご飲食されるお客様に繰り返し使える陶器・ガラス製食器で提供を行っています。
ー最後にダスキンさんの思いをお伺いして終わりにしたいと思います。
麓:引き続き会場内にコラボマットを敷かせていただき、アルバルク東京さんのPRと会場の衛生対策を行いファンの皆様にダスキンの存在を認知していただきつつ、継続してクラブを応援していきたいと思います。
またマットに限らず、もっと手軽に使っていただけるスポンジなど他の商品でも何か応援ができないか検討していきたいです。
そのためにもアルバルク東京さんとは相互のコミュニケーションを絶えず取り合っていければと思います。
また、お互い社会・地域貢献がテーマの活動も行っているので、それを具現化しながらまだやったことがないことにも取り組み、新しい可能性を模索していきたいと思います。
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