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【WE STORIES】vol.2 KINTO「ユニークな会社だと思ってもらえるところがスタート」

オフィシャルパートナーのみなさまに、アルバルク東京のパートナーとしての活動やその狙い、また込められた想いなどをお伺いし、インタビュー形式でご紹介する「WE STORIES」。第二回はKINTOさまです。今回はマーケティング企画部主任・松野力樹さまにお話をうかがいました。


KINTOさまは“モビリティプラットフォーマーのトップランナーとして一人ひとりの「移動」に「感動」を”というビジョンを掲げ、トヨタ・レクサスの新車に自動車税や保険などコミコミの月々定額払いで乗れるサブスクリプションサービス「KINTO ONE」を提供されています。他にも、お出かけ先や愛車のお手入れに役立つサービスなど、多彩なプログラム紹介している「モビリティマーケット」、魅力ある旧車に乗れる喜びをクルマ好きのお客さまと分かち合う「Vintage Club by KINTO」など、サブスクだけにとらわれないユニークなサービスも提供されています。
 

まず、アルバルク東京をサポートし始めた理由を教えてください。

松野:KINTOは2019年1月設立の新しい会社です。
2018年にトヨタは自動車というモノを売る会社から、人々の移動に関するサービスを提供するモビリティカンパニーになると掲げました。その中で生まれたのがKINTOです。
できたばかりで当然まだ会社もサービスも認知度が低く、より多くの方にKINTOを知ってもらう方法を考えていたところ、アルバルク東京さんからお声かけいただいたのがきっかけで、2018-19シーズン途中からアルバルク東京さんのスポンサーをさせていただくことになりました。
現在はそこからもう一歩踏み込み、KINTOが掲げるバリューの一つ、「ユニーク(あっと驚くアイデアでオリジナルのワクワクを届けよう)」をアルバルク東京さんとの取り組みの中で体現できればと考えるようになり、単にスポンサーをするだけでなく、ユニークな企画をアルバルク東京さんと一緒に企画させていただいています。

少し余談になりますが、2016年9月の開幕戦、アルバルク東京 vs 琉球ゴールデンキングスの試合をテレビで観ていました。
森コーチ(森高大=現トップアシスタントコーチ)が、私の中学時代の友人ということもあって試合に見入っていたのですが、その中で観客の熱量を感じたんです。その時から漠然とBリーグのスポンサーには関心がありましたので、KINTOに入ってこれが実現でき、とても嬉しく思っています。

現在プラチナパートナーとしてゴール下に大看板を掲示するほか、お子さま向けにバスケットボールや選手に触れる機会をご提供いただいていますが、その理由について教えてください。


松野:コートの中でどこが一番熱狂する場所かといったら、やはりゴール周りだと思うんですね。ゴール周辺で皆さんに認知してもらえるような場所ということでゴール下に看板を掲示させていただいています。
 
お子さま向けの企画を行っているのは、「お子さまに夢をもってもらいたい」、「バスケを通じて夢を叶えてもらいたい」という想いがあったからです。
今では感染症分類の変更も予定しており、落ち着きを見せていますが、2020年から新型コロナウイルスが流行し、KINTOが大切にしている「移動のよろこび」を感じてもらいにくい世の中になっていました。
当時、特にお子さまに関しては、修学旅行や運動会などのイベントがなくなってしまい、子どもの成長過程において「自由に移動ができない」ということはとても窮屈な思いをしているんだなと思っていました。
だからそういったつらい経験をしたお子さまに、しっかりと感染症予防対策をしたうえで、何か楽しい時間を過ごしていただき、夢を持っていただく一つのきっかけになればなと考え、バスケットボールを体験するイベントを開催していました。
現在は、新型コロナウイルスが当時のように感染が拡大するケースは少なくなっていますが、お子さまやご家族の方にも大変ご好評をいただいていたということ、そして引き続きKINTOとしてもお子さまに「移動のよろこび」を感じていただきたいという想いから、今シーズンもお子さま向けの企画を継続しています。
さらに、こういったイベントをきっかけとして、 ファミリー層にサービスを届けたい、知ってもらいたいという想いもあります。

ビジネスとして見ればもちろん小学生のお子さまはKINTOの契約ができるわけではないので、サービス利用者の増加には直結しないと思います。
でもイベントが楽しければKINTOが頭の片隅に残るでしょうし、家に帰れば「今日はこういう楽しいことがあったよ」と報告してくれて、ご家族の中で会話が生まれると思うんですね。

その中でKINTOの名前を出してもらえたらご家族にもKINTOを知っていただけるきっかけになると思っています。
そしてやがてそのお子さまが大きくなったときに、「KINTOはユニークなことをやっている会社」だと覚えていてもらえれば、将来的なお客様にもなり得ると思っています。

具体的な施策としてまず2021-22シーズンに「バスケキッズデー」で500組1000名の親子を試合に招待し、「バスケットボールクリニック」ではミニバスケットボールチームへの教室を開催しています。 
そして2022-23シーズンは、都内小学校を訪問して教室を開く「バスケキャラバン」を行なっています。なぜ取り組みの形を変化させたのでしょうか。


松野:根本的な想いは変わっていませんが、例えばクリニックはミニバスケットボールのチームにアリーナに来てもらってやっていたので対象や人数にかなり限りがありました。
そこでもう少し範囲を広げるためにこちらから小学校に出向いて、ひと学年単位などにすることでより多くのお子さまに楽しんでもらえるようにしたということです。

我々が考える「移動のよろこび」というのは、誰かに移動してもらうことだけではなく、自らが行くことでも感じてもらえるものだと思っていて、今シーズンはそれを体現した形になります。

 

加えて今シーズンからは代々木第一体育館でのホームゲームに「シュートチャレンジ」ブースを出していただいています。小学6年生までのお子さまを対象に行なっていますが、本当に盛況で整理券がなくなってしまうことも多いです。


松野:それもKINTOをユニークな会社だと感じてもらうための取り組みの一つですね。
遊具を通じて直接ファンの方とコミュニケーションが取れるというのはすごくいいなと思いました。
これまでに、のべ4,000人弱(2023年3月末時点)のお子さまに体験してもらっていますが、そこで一緒に来ているご家族とのコミュニケーションも生まれています。


施策を通して得られた反応があれば教えてください。


松野:キッズデーの時も会場にブースを出しているとファンの方が来て「KINTO、また出してくれているんだ。ありがとう。」と言ってもらえました。
そういうファンの方とのコミュニケーションの中で次の施策に向けた意見をいただいて、我々も新しい発見を得ることがたくさんあったので、そこもよかったなと思います。

さらに、「バスケキャラバン」のコーチングが終わった後に、お子さまや学校の先生からお礼の言葉をいただいたことも励みになり、とても嬉しかったです。

より多くのお子さんに体験を届ける活動を行う一方で、「子どもたちを応援!選手が夢を叶えます!by KINTOキャンペーン」では、カーク選手と1on1をしたいという小学生のご兄弟の夢を叶えさせていただきました。プロの選手にほぼマンツーマンで教えてもらう機会はなかなかないと思うので、お二人にとってもカーク選手にとってもすごく特別な体験になったのかなと思います。

 

そして4月15日には「スマイルキャラバン」と題して、バスケットボールとチアダンスを体験できるイベントが開催されました。


松野:今回、KINTOとしては初めて代々木第一体育館での大きなイベントでした。実際にプロが使ったコートで応援やプロの試合さながらの演出がある中でプレーできたのは、お子さまにとってはスペシャルな体験になったと思っています。新型コロナウイルスの感染状況も落ち着き始めている今、このようなリアルイベントを通じて、改めて「移動のよろこび」を肌で感じてもらえたのではないかと思っています。
企画を一緒に作り上げてくださったアルバルク東京さんと損保ジャパンさんにも感謝の気持ちでいっぱいです。


先のカーク選手には子ども向けの取り組みのほかに、クルマのサブスクサービス(KINTO ONE)も利用してもらっています。


松野:カーク選手には今KINTOでランドクルーザーにお乗りいただいています。
昨年3月にカーク選手に普段のクルマを使ったご移動などについてインタビューさせていただいたのですが、チームメイトの方とクルマに乗って一緒に買い物に行かれるなど、快適に使っていただいており、KINTOとしてもありがたい限りです。

外国籍の選手は、いつまで日本にいるかなかなか想定ができない側面があると思うんです。
カーク選手は在籍6シーズン目になり、アルバルク東京の象徴的な選手の一人になっていますが、選手によっては1年で帰国されることもあると思います。
KINTOが提供するサービスはサブスクリプションで「始めやすく、やめやすい」というのが1つのポイントになっており、外国籍の選手が日本に来たときに使っていただくサービスとしては、ピッタリのサービスかなと思っています。

 

確かにそうですね。日本人であれば例えば数年間地方転勤される方などは状況的には近く、親和性は高そうです。


松野:KINTOとしては、ご契約中はおもいっきりクルマを楽しんで使ってもらえたら嬉しいですね。ちなみにランドクルーザーは高さもある大きいクルマなのですが、カーク選手は身長が211cmあるので横に並んでもコンパクトカーくらいにしか見えません(笑)

 

カーク選手自身も一緒に企画をいろいろやらせてもらって、この前のクリニックの時にも「KINTOさんに感謝している」「子どもたちと触れ合える機会をもらえていることがすごく嬉しい」と言っていました。


松野:ありがたいですね。昨年スポンサー交流会があったのですが、その時もカーク選手が来てくださって、KINTOを褒めてくれました。

今後継続的にサポートしていくためにアルバルク東京に求めることはありますか?


松野:正直に言うとアルバルク東京さんとの活動を通じてKINTOの契約台数がすぐに飛躍的に伸びるということはないと思っていますし、KINTOとしてもそれは求めていません。まずは、ファンの方に「KINTOってユニークな会社だな」と感じてもらうところからスタートしたいと思っているので、今後もこの点をポイントとした施策を考えていきたいです。

 

最後に今後の展望とアルバルク東京とできそうなことを伺えればと思います。


松野:アルバルク東京さんもKINTOも両方ユニークと感じてもらえる施策ができたらいいですね。
それが結果的にいろいろな喜びにつながって、KINTOのサービス認知の拡大に繋がっていけばベストです。

バスケとは少し離れますが、ファンの方は選手のプライベートな側面にけっこう興味を持っていると思うので、例えば「モビキャン(モビリティキャンプ)」に選手にご参加いただき、それをファンの方に発信することができれば面白いかもしれませんね。
このイベントは、移動とその先での体験を通じた喜びを感じてもらうという目的で行なったキャンプイベントで、過去にはサーキットや無人島で開催しました。

 

キャンプ好きの選手もいるので、オフシーズンにファンと一緒にモビキャンができると面白いと思いますし、話題にもなりそうです。
キャンプグッズを作っている企業などにもパートナーとして入ってもらえたらより盛り上がりそうですね。


松野:実現できたら嬉しいです!

 

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