2/2(日)琉球ゴールデンキングス戦 ゲームレポート
いつもアルバルク東京への応援ありがとうございます。
2月2日(日)に開催された琉球ゴールデンキングス戦は、前日のリベンジを誓いアグレッシブに立ち向かってくる相手に終始主導権を握られ、悔しい敗戦となりました。本日も会場や画面越しでのたくさんの応援、本当にありがとうございました。水曜にはすぐに天皇杯セミファイナルの戦いが待っています。前を向いて戦っていきますので、引き続きチームの後押しをよろしくお願いします。
りそなグループ B.LEAGUE 2024-25 B1リーグ戦 第20節 琉球ゴールデンキングス戦
2025年2月2日(日) 会場:国立代々木競技場 第一体育館(東京都渋谷区)
FINALスコア
アルバルク東京 58-83 琉球ゴールデンキングス
(第1Q:23-23、第2Q:14-24、第3Q:12-19、第4Q:9-17)
GAME RECAP
スターターは、#3 テーブス、#9 安藤、#11 サイズ、#22 ロシター、#75 小酒部。1Q、序盤からアグレッシブにリングに向かって来る相手に受け身になりファウルの数もかさみビハインドを負う。その後、セカンドユニットのバックコート陣#2 大倉、#25 福澤らもいい働きをみせて流れを引き戻し、中外いいリズムで加点、同点に追いつき最初のクォーターを終える。2Q、相手に3ポイントで先制されるが、#22 ロシターのセカンドチャンスポイント、そして#25 福澤が3ポイントを沈めて逆転に成功、一時は5点差までリードを広げるが、その後はまさに流れを奪い合う激戦となる。しかし2Q終盤、相手の持ち味であるオフェンスリバウンドから主導権を握られて10点のビハインドを負って後半戦へ。3Q、開始早々#3 テーブスの連続ポイント、#25 福澤のシュートで4点差まで詰め寄るが、そこから相手も持ち直して連続得点で一気に流れを奪われる。相手ディフェンスの前に得点も伸びずリードを17点差まで広げられて最終クォーターへ。4Q立ち上がりは相手の攻撃も封じるが、その後は勢いを止めきれない。30点差がつく中、最後まで#2 大倉も気を吐いて得点するが、ホームで大差をつけられての悔しい敗戦となった。
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スタッツリーダーズ
得点
#9 安藤周人 11pts
#2 大倉颯太 8pts
#11 セバスチャン・サイズ 8pts
#22 ライアン・ロシター 8pts
リバウンド
#22 ライアン・ロシター 11reb
#11 セバスチャン・サイズ 5reb
#2 大倉颯太 4reb
アシスト
#22 ライアン・ロシター 4ast
#25 福澤晃平 3ast
試合後コメント
デイニアス・アドマイティスHC
フィジカル面の戦いで圧倒的に負けてしまったことが今日の敗因です。試合前のミーティングでも、特に2戦目なので試合の入りのところで、相手が昨日以上にアグレッシブにプレーして戦ってくることは話していました。しかし我々のオフェンスは、ボールの動きも選手の動きも止まって単発なシュートがかなり目立ってしまいました。フィジカル面で今日の勝負が決まってしまったと思います。またチームでのオープンシュートもかなりあったと思いますが、それを決めきることができませんでした。セットプレーからワイドオープンのシュートを決めきれなかったことは、選手の準備不足や集中力欠如の部分もあると感じています。クリエイトして相手ディフェンスを割ってオープンを作ったところ、それを決めきれなかったことは最終的に(勝敗に)響いたと思います。オープンシュートをいかに決めるかも一つの重要なポイントだったと思いますが、その中で集中力とエナジーレベル、“必ず決めるぞ”という気持ちでも、琉球さんに勝つことができませんでした。昨日とは真逆の結果となってしまい、スクリーンプレーなど色々な要素がありますが、全体的に我々のオフェンス内容は非常に良くなかったです。遂行力や同じプレーでも質を上げてプレーできるかが重要でしたがそれができませんでした。琉球さんは昨日と今日、ほぼ同じ形で守ってきたにも関わらず点数が伸びずに負けてしまいました。最終的にエナジーレベルの差だと思います。我々のディフェンスもかなりソフトで簡単にスコアされてしまい、琉球さんはオフェンスでスコアしたらよりアグレッシブなディフェンスで仕掛けてくるチームですので、そういった気持ちを生んでしまったと思います。我々のディフェンスが相手のオフェンスを止めることができず、琉球さんのペースで試合が進んでしまいました。また、昨日は琉球さんの得意とするオフェンスリバウンドを3Qまでで6本しか取られていませんし、ファストブレイクのイージーバスケットは3Qまでで0点に抑えられました。この2つの大きなポイントが今日に関しては守り切れず、クーリー選手に早い段階で4つのオフェンスリバウンド、一番響いたのはフリースローのあとのプットバックもありました。我々の選手が2人いた中でも、ボックスアウトしきれずにプットバックという相手の得意なプレーが目立ってしまいました。全体的に我々のディフェンスが良くなかったと感じています。次の水曜の試合に向けて準備していきます。この2日間も多くのサポートをいただきありがとうございました。
#2 大倉颯太選手
まず正しいディフェンスができずに相手にイージーに点数を取られてしまいました。そしてファウルも溜まってしまって、僕たちのリズムのローテーションができなかったことが今日の敗因だと考えています。
(先手を取られた中、セカンドユニットが流れを引き戻したがどう臨んだか?)今日は試合の入りがうまくいかなくて、その中でセカンドで入って1Qは持ち直せたことは良かったです。特にやることは変わる訳ではありませんが、やはり相手ペースだったので、そのペースを自分たちのペースに戻す、最低でもニュートラルなところに戻さなきゃいけない、そこで積極的に行かなきゃいけないですが、ゲームもコントロールしなければいけないと考えていました。そしてディフェンスではやられてはいけないところでやられないようにしなければいけませんが、今日はあの点数を取られてしまい、その点でも序盤から良くなかったです。本当に負けゲームだと思っています。
(劣勢の中で皆が熱くなってしまう試合だったと思いますが、冷静に戦ってくれているように見えましたが?)正直に言えば僕も熱くなってやりたいところはもちろんありますし、大学の頃はそうやっていた時期もありました。ただ今このチームでの役割は全然違いますし、自分にはそういったところもコントロールしなければいけない責任があるので、そこは理解してやっています。
(北海道戦後に菊地祥平選手からアドバイスがあったと聞きました。その後の試合でもいいプレーが増えているように感じますが、何か考えがクリアになった部分はありますか?)そうですね、祥平さんてすごくて、50個思っていたとしたら50個全部を言うわけじゃなくて、本当に大事な一つをいい局面で伝えてくれます。今日の試合中もそうでしたけど、そのアドバイスの中で、やっぱり僕が出てる意味というか、そういったことを伝えてもらいました。結論として(自分が)思っていることは間違いじゃないということと、本当に思い切ってやらなきゃいけない、ちょっとミスを恐れている部分もあるという風に祥平さんに言ってもらいました。もう思いっきりやれって言ってもらって、少しフラストレーションも溜まってたんで、そういった部分でも楽になったというか、自分のやるべきことがもう一度確認できたなと思います。
(ここ数試合はプレータイムも増える中でもTOは減っています、自身のプレーについては?)決していいとは全然思っていなくて、もっとできると思っています。ちょっと前の自分、連敗中の自分は、自分じゃないと思うくらい、もっともっとチームに貢献しなきゃいけないです。実際に強豪相手に連勝できてないし、リーグ戦で連勝自体が少ない中で、僕のステップアップが必要だと思っています。
(水曜の天皇杯・広島戦に向けて)負けたら終わりの試合。出だしから“戦う気持ち”でいかなければいけません。あと2戦でタイトルを獲れるチャンスがあります。気を引き締めてしっかり戦っていきます。アルバルクのファンの皆さんの応援は、僕たちに届いてます。本当に今日は情けない試合だったんですけど、本当に皆さんの応援に応えたい気持ちでいっぱいです。僕たちもしっかり受け止めて、必ずステップアップして最後に優勝して終われるようやっていきます。引き続き応援していただけたらなと思います。今日も本当にありがとうございました。
#9 安藤周人選手
相手がアグレッシブにやってくるだろうなっていうのはわかっていて、それに対してアジャストできなかったのは自分たち。そこが弱い部分です。結果的にも昨日の点差以上つけられて負けてしまったということはプライドも欠けていたのだと思います。本当にチャンピオンになるためには、全員がプライドを持って、負けたくないっていう気持ちをもっともっと持たないといけない。率直に言うと自分たちのせいで負けてるのはもちろんです。昨日と同じことをちゃんとやれていれば、こんな試合にはなりませんでした。やり続ける難しさを感じています。昨日は全員でボールシェアをしようと考えて出来ていたのに、今日はどこかで自分が自分がとすごくセルフィッシュな感じでやってしまっていた部分がありました。それだと自分たちは勝てないと思います。シーズン通して、全試合上手くいくわけはないですが、僕たちは必ずしも同じ誰かが点数を取るわけでなく、取らない日もあるし、誰かがMVP取る日もあれば取らない日もある。日によって僕らのチームはヒーローが変わってくるチーム。みんなのためにやるっていうのを改めて考え直さないといけないと思います。
また、今日に関しては特にリバウンドのところ(相手の)セカンドチャンスポイントが多かったです。また自分たちのターンオーバーも昨日は4だったのが今日は13もしてしまっています。これだけミスしていると、攻める回数も減ってしまい、相手に得点を与えるチャンスにもなってしまうので、今日の試合に関しては、そういった準備の段階から反省しなければいけません。
水曜日またすぐに天皇杯があるので、下を向いている時間はありません。天皇杯はチームとして久しぶりにベスト4まで来ています。一発勝負の戦い、天皇杯のタイトルを獲るチャンスが今目の前まで来ています。しっかり獲りに行かなければいけません。そこで負けると、今日ここでこういう負けをした意味もなくなる。ここで勝たないと、年末年始みたいにまたずるずるいってしまうと思います。ですので、くよくよはしている時間はなく、最後のミーティングでコーチも今日からしっかりと準備をして水曜日に臨もうという話もされました。自分を含めてチーム全員で今日の試合をしっかりと反省して、水曜の試合に向けて準備したいと思います。今日もたくさんの応援に感謝しています。
PHOTO Gallery
NEXT GAMES
第100回天皇杯 全日本バスケットボール選手権大会 セミファイナル(AWAY)
日 時
2025年2月5日(水) 19:05TIPOFF
対戦相手
広島ドラゴンフライズ
会 場
エフピコアリーナふくやま(広島県福山市)
試合情報
https://hiroshimadragonflies.com/news/detail/id=20257
NEXT HOME GAMES
りそなグループ B.LEAGUE 2024-25 B1リーグ戦 第22節(HOME)
日 時
2025年3月1日(土) 15:05TIPOFF
2025年3月2日(日) 16:35TIPOFF
対戦相手
京都ハンナリーズ(西地区)
会 場
武蔵野の森総合スポーツプラザ(東京都調布市)
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