バスケットボールの基本的なルール

バスケットボールの基本的なルール

バスケットボールって、
どんなスポーツ?

「バスケットボールが最近気になる!」
「体育の授業でやった事があるけれどルールが良くわからない…」
「Bリーグを観に行ってみたい!」
そんな皆様にバスケットボールの試合観戦がもっと楽しめるように基本的なルールを解説します。
ぜひ、楽しみながらご覧ください!

RULES

基本ルール

試合に出場できる人数

  • 1チーム5人構成
  • 試合中の交代人数や回数は制限されていません。

※日本のプロリーグ「B.LEAGUE」では各試合にエントリーできる選手の人数は、1チームあたり10~14人。リーグによって人数設定は変わってきます。

バスケットボールの試合時間

試合時間

バスケットボールの試合時間

試合時間はだいたい2時間だよ

バスケットボールは、1クォーター(Q)10分を4回行います。
1Qと2Q、3Qと4Qの間には2分間の休憩、2Qと3Qとの間には15~20分間の休憩(ハーフタイム)が設けられています。同点だった場合、Bリーグでは5分間の延長戦が行われます。勝敗が決まるまで繰り返されます。
また、以下の場合は毎回時計が止まります。

  • コートの外にボールが出た場合
  • ファウルがあった場合
  • フリースロー
  • 監督が選手に指示を出す時間「タイムアウト」

など

SCORE

得点について

バスケットボールの得点エリア

シュートをする場所によって得点が変わります。
また様々な得点方法があり解説します。

3点
3ポイントラインの外側からのゴール
2点
3ポイントラインの内側からのゴール
1点
フリースローでのゴール

シュートをする場所によって得点が変わります。
また様々な得点方法があり解説します。

3点
3ポイントラインの外側からのゴール
2点
3ポイントラインの内側からのゴール
1点
フリースローでのゴール

バスケットボールの得点エリア

フリースロー(FT)

プレー中にシュートを放とうとしている選手に対してディフェンス(守る側)がファウルをした場合、ファウルをされた選手はフリースローを打つことができます。

フリースロー2本
2点シュート時のファウル
フリースロー3本
3点シュート時のファウル

緊張するけど落ち着いて

バスケットカウント

ファウルを受けつつも、そのシュートが入った場合には、その得点が入り、さらにフリースロー1本を打つこともできます。
3Pシュートのバスケットカウントの場合もフリースローは1本となります。

POSITION

ポジションについて

バスケットボールでは全員がコート内を自由に移動できます。選手の特性を表すものとしてポジションが割り振られていますが、例えばSG(シューティングガード)が同時に2人以上出場したりと、コート上の5人を戦略・戦術によって自由に配置することができます。

バスケットボールのポジション

バスケットボールのポジション

PGポイントガード

コート上でチーム5人の動きを決めて指示を出す、司令塔的な役割を担います。「コート上のコーチ」とも言われていて、しっかりしたポイントガードがいるチームは安定しています。

SGシューティングガード

ポイントガードの補佐的な役割もこなしつつ、3ポイントシュートなどの長距離からのシュートを積極的に狙いにいきます。

SFスモールフォワード

長距離からのシュートだけでなく、ゴールに向かってドリブルで攻め入ったりと、広域に渡って活躍を求められるポジションです。

PFパワーフォワード

ゴール近くの長方形(ペイントエリア)周辺を主戦場にし、体を張ったプレーで得点やリバウンドに絡みます。

Cセンター

チームで一番身長が高く、大きな選手が務めるポジション。チームの大黒柱と言われゴール下にどんと構え、ゴールを死守する役割。

SHOOT

シュートの種類

いろんなシュートの種類があるよ

ブザービーター

試合終了時や各クォーター終了直前に放たれたシュートが、終了を告げるブザーが鳴るのと同時にゴールに入ること。

ダンクシュート

バスケットボールの花形プレー!
バスケットボールをゴールにたたき込むようにシュートすること。

アリウープ

味方がリングの近くにボールを投げ、​それを空中でキャッチしてダンクシュートをするプレー。

レイアップ

走りながら打つシュート。ボールをリングの上に置くように放ち、バスケットボールのシュートの中でも基本的なシュートのひとつ。

フローター

ディフェンスのブロックをかわすためのふわっと浮かせたシュート。
別名「ティアドロップ」。

キャッチ&シュート

パスを受けてそのまま素早く放つシュートのこと。
試合中に最も多く見られる。

プルアップジャンパー

ゴールに向かってドリブルで切り込み、素早くストップして放つジャンプシュートのこと。

フェイダウェイシュート

ディフェンス(守る側)のブロックをかわす為に後方にジャンプしながら打つシュートのこと。
数あるシュートの中でも難易度が高い。

フックシュート

主にゴール下でブロックを避けるために、ゴールに対して横向きの姿勢で打つシュート。

DEFENSE

ディフェンスについて

ディフェンスとは、相手チームの攻撃を防ぐことです。
5人が連動して守るチームディフェンスから個人がマンツーマンで守る対人ディフェンスなど7種類を解説いたします。

1マンツーマンディフェンス

マンツーマンディフェンス

1対1のマッチアップを基本とするチームディフェンスです。

2ゾーンディフェンス

ゾーンディフェンス

自分の守るべき特定の領域を仲間と協力しながら守り、地域内では相手に自由にプレーさせないようにするチームディフェンスのことです。

3ボールマンディフェンス

ボールマンディフェンス

ボールを保持しているオフェンスプレーヤーをマッチアップで守ることです。基本的に自分の守るゴールを背にして、ボールを持っている相手と守るゴールを直線で結んだ間に自分自身がいるようにポジション取りをします。

4ディナイディフェンス

ディナイディフェンス

ディフェンダーがパスレーン(パスが通ると予想される軌道)を塞いで、マークマンにボールを持たせないようにすることです。

5フェイスガード

フェイスガード

ボールを持っていないオフェンスにつくディフェンダーが、ボールを見ないでマークマンと向かい合ってパスを受けさせないように守るディフェンスのことです。

6ダブルチーム

ダブルチーム

ボールマンを2人のディフェンダーではさんでディフェンスすることです。

7ヘルプディフェンス

ヘルプディフェンス

自分のマークマン以外のオフェンスがそのディフェンスを抜いてきた時に助けに行くことです。

VIOLATIONS

バイオレーションについて

バイオレーションとは、ファウル以外のルール違反のことです。
試合でも多くみられるバイオレーション10種類を解説いたします。

124秒ルール

24秒ルール

チームはオフェンス(攻めている)時に24秒以内にシュートを打たなければいけません。 24秒以内にボールがリングに触れると、24秒のカウントダウンはリセットされます。 オフェンス側がボールを保持した場合は14秒に、ディフェンス側がボールを保持した場合は24秒にリセットされます。 試合会場ではゴールの上などに24秒計があることが多いです。

24秒ルールの審判ジェスチャー

28秒ルール

8秒ルール

オフェンス(攻める)側は、ボールを取った瞬間から8秒以内にフロントコート(相手チームゴール)へボールを運ばなければなりません。

8秒ルールの審判ジェスチャー

33秒ルール

3秒ルール

攻撃中に相手チームのゴール下にある制限区域内に3秒以上留まってはいけません。

3秒ルールの審判ジェスチャー

45秒ルール

コート外からのスローインやフリースロー時に審判からボールを受け取ってから5秒以内にプレーをしなければなりません。
コート内でボールを受け取ってから5秒以内に、パス、ドリブル、シュートのいずれかのプレーをしなければいけません。

5秒ルールの審判ジェスチャー

5トラベリング

ボールを持った状態でドリブルをせずに3歩以上歩くことができません。ピボットしているときに軸にしている足がずれたり、動いたりしたときもトラベリングとなります。
〈ピボット〉
ボールを持っている状態で片足を軸足として固定し、もう片方の足を動かすことです。

トラベリングの審判ジェスチャー

6アウト・オブ・バウンズ

ボールがコート外に出てしまうことです。アウト・オブ・バウンズとなった場合は、最寄りのライン(サイドまたはエンド)の外側からスローインを行い、ゲーム再開となります。

アウト・オブ・バウンズの審判ジェスチャー

7ダブルドリブル

ドリブルを一旦終えた後、再びドリブルを行ってしまうことです。

ダブルドリブルの審判ジェスチャー

8バックコート・バイオレーション

フロントコートにボールを運んだ後、そのボールをバックコートに戻すことです。

バックコート・バイオレーションの審判ジェスチャー

9インターフェア

シュートしたボールがリング上にあるタイミングで、ネットやバックボード、リングに触れてはいけません。

インターフェアの審判ジェスチャー

10ゴール・テンディング

シュートしたボールが最高到達点を過ぎて落下しているときに、ボールに触ってはならないというルールのことです。ディフェンス(守る)側がボールに触れた場合、オフェンス(攻める)側の得点が認められます。

ゴール・テンディングの審判ジェスチャー

OTHER RULES

その他ルール

ヘルドボール

両方のチームの選手がボールを奪い合い、どちらのチームのボールでもない状態のことです。ヘルドボールとなった場合、ポゼッション・アローに従ってスローインでゲームを再開します。

ヘルドボールの審判ジェスチャー

FOULS

ファウルについて

相手チームの選手との不当な体のぶつかり合いやスポーツマンらしくない行為のことを指します。
ディフェンス(守る)側が相手を「押す」「蹴る」「叩く」「おさえる」などで相手プレーヤーの動きを妨げた場合に課せられます。
オフェンス(攻める)側が、立ちはだかるディフェンス側に突っ込むファウルもあります。

5ファウル

1人のプレーヤーが、1試合を通して5回のファウルを犯してはいけません。5回目を犯した場合は、そのプレーヤーは退場し、他のベンチプレーヤーと交代しなければなりません。退場後は、二度とゲームに出場することができません。

チームファウル

チームのファウルの累計が各クォーター5回目から、ファウルの度に相手にフリースロー2本が与えられます。

ディフェンスファウル

ディフェンス(守る)側が行うファウルです。

オフェンスファウル(チャージング)

オフェンス(攻める)側が行うファウルです。各クォーター5回目以降のチームファウルでも、オフェンスファウルの場合は相手にフリースローが与えられません。

アンスポーツマンライクファウル

「接触」のある悪質なファウルです。
相手チームに2投のフリースローが与えられ、シュートの成功・不成功に関わらず、フリースローをしたチームのスローインから試合再開します。
アンスポーツマンライクファウル2回の累積でそのプレーヤーは退場となります。

アンスポーツマンライクファウルの審判ジェスチャー

テクニカルファウル

相手選手やレフェリーへの暴言、試合を遅延させる行為、ゴールや得点盤などの設備を殴る・蹴るなどスポーツマンとしてふさわしくない行為など「接触」のない悪質な言動や振る舞いによって取り上げられるファウルのことです。相手チームに1投のフリースローが与えられ、シュートの成功・不成功に関わらず、ボールをコントロールしていたか、与えられることになっていたチームのスローインから試合再開します。
テクニカルファウル2回の累積でそのプレーヤーは退場となります。

テクニカルファウルの審判ジェスチャー

TIMEOUT

タイムアウト

試合を中断して作戦を選手に伝えたり、選手を休憩させるためのルールのことです。相手に傾いている流れを変えるために、戦略的にタイムアウトを取ることもあります。
前半の第1・2クォーターで2回
後半の第3・4クォーターで3回
延長戦で1回
前半分のタイムアウトを後半へ持ち越しは出来ません。

B.LEAGUE

Bリーグ独自のレギュレーション

上記ではバスケットボール全般のルールを解説しましたが、B.LEAGUE独自の外国籍選手・日本帰化選手に関するレギュレーションを解説します。

外国籍選手・日本帰化選手

B.LEAGUE では「アジア特別枠」と「帰化選手枠」の制度が導入されています。外国籍3選手に加えて、アジア特別枠か帰化選手どちらか1選手をチームに登録できます。

アジア特別枠選手制度の対象国

世界基準を目指した競技能力向上とB.LEAGUEのアジア市場拡大を目的に、2020-21シーズンより設けられた制度。

〈東アジア地域〉中国、チャイニーズ・タイペイ、香港、韓国、マカオ、モンゴル
〈東南アジア地域〉インドネシア、マレーシア、フィリピン、シンガポール、タイ、ベトナム
〈南アジア地域〉インド

外国籍・帰化・アジア特別枠選手の登録数とオンザコートルール

各クラブの外国籍選手の登録数は、3名以内
各クラブの帰化選手またはアジア特別枠選手の登録数は、外国籍選手と別途いずれか1名以内
試合にエントリーすることができる外国籍選手は、各クラブ3名以内とし、帰化選手またはアジア特別枠選手は外国籍選手と別途1名以内
試合中同時にプレーできる外国籍選手数は、試合を通して2名以内とし、帰化選手またはアジア特別枠選手は試合を通して外国籍選手2名と同時にプレーすることができる

アルバルク東京に所属する外国籍選手・日本帰化選手

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